無料で相談する
情報整理
02 PROCESS / 設計

崩壊した採用フローを2週間で立て直す「採用リビルド」の具体的な手順

最終更新: 2026.01.11 目安時間: 10分
項目 内容
対象業界 IT・通信(従業員100-300名規模)
直面課題 内定辞退率50%超、未経験者からの大量応募によるパンク
主要施策 採用要件(JD)の再定義、ATS(Talentio)への集約、スカウト文面刷新
成果 月間応募80名、紹介100名、即戦力9名採用(辞退率激減)

1. 定義:採用リビルドとは

採用リビルドとは、部分的な修正(求人票の書き直しやスカウト数の増加)ではなく、 「採用活動を一度止め、構造(OS)から設計し直すこと」です。
多くの企業は「走りながら直す」ことを選択しますが、土台が崩れた状態で走れば走るほど、 現場の疲弊とミスマッチ(内定辞退や早期離職)は加速します。

2. 課題提起:現場で起きている「負のループ」

成長企業の採用現場では、以下のような症状が同時多発的に発生します。

  • 応募はあるが質が低い:未経験層からの応募対応に追われ、有望な候補者を見逃す。
  • 選考リードタイムが長い:日程調整や社内確認に時間がかかり、他社に取られる。
  • 内定辞退が止まらない:クロージングの武器がなく、条件面で競り負ける。

これらは個別の問題に見えますが、根本原因は一つ。「プロセスの機能不全」です。

3. 解決のフレームワーク:2週間で再構築する4ステップ

精神論ではなく、以下の手順で物理的に環境を変えます。

Step 1: 現状の可視化(Day 1-3)

まずは数値を洗い出します。感覚値は排除します。

  • チャネル別応募数・通過率・単価
  • 選考各フェーズの所要日数(リードタイム)
  • 辞退理由の再分類

Step 2: 要件(JD)の再定義(Day 4-7)

「誰でもいい」は「誰も来ない」と同義です。

  • MUST(必須)とWANT(歓迎)の明確な線引き
  • 「ペルソナ」ではなく「実在する社員」をモデルにした要件定義
  • 競合他社の求人分析と差別化ポイントの言語化

Step 3: チャネルの再設計(Day 8-10)

効果の出ていないチャネルは一旦停止し、集中投下します。

  • チャネル別ROIの算出(応募単価、採用単価)
  • ATSへの情報集約(Talentio等への一元化)
  • スカウト文面の刷新(開封率・返信率の計測開始)

Step 4: 選考体験の再設計(Day 11-14)

内定辞退の多くは「選考中の体験」に起因します。

  • 選考スピードの目標設定(書類→一次:3日以内等)
  • 面接官へのフィードバックシート導入
  • 候補者へのフォローアップフロー整備

4. 具体的アクションとKPI

再構築後にモニタリングすべきは、シンプルな3つの指標です。

指標(KPI) 目標値の目安 意味
書類通過率 20%〜30% 低すぎる=母集団の質が悪い(Step2の問題)
一次面接通過率 30%〜40% 低すぎる=スクリーニング不足(Step3の問題)
内定承諾率 50%以上 低すぎる=アトラクト不足(体験設計の問題)
月間応募数 5名 80名
エージェント紹介 ほぼ0 100名
採用工数 1/5に削減

6. まとめ:再現性は作れる

採用は「水物」や「縁」と言われますが、8割は「科学」できます。
今回ご紹介した手順は、どの業界・規模でも応用可能な「型」です。

まずは、無料相談で現状整理を

30分のオンラインセッションで、貴社の採用プロセスのボトルネックを診断します。

※ 営業目的ではありません。現状の課題整理が目的です。
※ 相談後の契約についてはお断りいただいても全く問題ありません。